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鬼滅の刃R18 継子指名は二人分!?

第4章 日常


私は心のどこかで安堵した。

いや、実際は冨岡さんが誰かを想っていてもおかしくないと思っていた。

『蔦子さん』が隊士の誰かだと思っていたくらいだ。

やっぱりどこかで意識していて。

二人から継子にと指名されて、多少なりとも舞い上がっていたのが本音だ。

初対面で継子に指名され、驚きつつも評価されたことが嬉しくて。

「華恋……」

「はい」

「華恋が嫌ならこの生活を止めても構わない」

「どういうことですか?」

「俺たちの都合でお前を振り回した。だから、しっかりお前の気持ちを聞いておきたい……」

「冨岡さん。確かに最初は戸惑いましたが、私……お二人と生活して、とても楽しくて……でもやっぱりちゃんと強くなりたいです。お二人が私を指名して良かったと思えるように……」

ふっと、冨岡の口角が上がる。

笑った?

あの冨岡さんが?

「華恋、強くなろう。一緒に」

冨岡の手を取り、華恋が笑う。

「はい」

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