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鬼滅の刃R18 継子指名は二人分!?

第4章 日常


昼餉の折にしのぶの所に遣いに出した華恋の鴉(那由多♀)が戻ってきた。

「早いね。那由多(なゆた)」

「文?」

錆兎が首を傾げる。

「さっきしのぶの所に遣いに出したんです。お疲れ様、那由多」

「しのぶ……あぁ、胡蝶か」

「あぁじゃないですよ、しのぶはカナエさんの継子だし、もう甲なんですよ?」

「胡蝶姉はまあ強いとして、しのぶの方は鬼の頸、斬れないだろ?」

錆兎の言っていることは事実だ。

しのぶは体が小柄だから腕力が無く、鬼の急所である頸が斬れない。

そのために鬼を倒す為の手段として、鬼に効く毒を開発しているらしい。

とはいえ、今日しのぶに文をしたのは髪を切るためであって、鬼の首を斬るためでは無い。

ようは単なる世間話だ。

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