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鬼滅の刃R18 継子指名は二人分!?

第3章 同居


華恋が長居していたせいか、八百屋の女将さんが出て来ていんげん豆をおまけしてくれた。

「ありがとうございます。あ、どこか良いお肉屋さんはありますか?」

「熊肉でも売るのかい?」

「いいえ。熊肉じゃ固すぎて、肉じゃがには、むきませんから」

「そりゃ、そうだねぇ。あ、あそこ。店構えは古いけど、店主がいい人だから行ってみな?」

「はい!」

豚肉を買ったところで、手持ち無沙汰の義勇が迎えにきた。

「華恋」

「あ、冨岡さん」

「買い物だけでいつまでかかっているんだ?」

「え?」

「もう半刻経ったぞ」

「そんなに長居した気はなかったんですが…」

素直に謝ると義勇は華恋の手を引いて歩き始めた。

「まったく、目を離せないな…」

呟きは華恋の耳には届かなかったが……

少し、笑った?

横を歩く義勇を見て…

睫毛、長いなぁ…

「……///」

「何だ?」

「え?」

知らぬ内に注視していたらしい。

「な、何でもありません!」

やだ、これじゃまるで私が意識してるみたい…///

無い無い。

ぶんぶんと首を振る。

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