• テキストサイズ

鬼滅の刃R18 継子指名は二人分!?

第3章 同居


そう言って、冨岡が華恋に巾着を渡す。

「これは?」

「食費が入っている。それで、必要な材料を買って来てくれ」

「あ、はい」

そういうことでしたか。

ぼんやりしてるようで、実はしっかりしてるんだなぁ、冨岡さんって。

◆◆◆

八百屋前にて

「すみません、芋と人参と玉ねぎを下さい」

「はい、いらっしゃい。あれ?その巾着…」

八百屋のおじさんが巾着を見て話しかけてきた。

「はい?」

「あんた、あのお兄ちゃんの妹かい?ほら、シュッとした優男だよ」

これは冨岡さんのことかな?

「えっと同僚で…」

「へぇ、美男美女だね。あ、もしかして今流行りのカフェーの給仕かい?」

「カフェー?」

「洋風喫茶店さ。だが、違うのかい?」

「ああ、はい。私たちは熊追いです」

「熊?女の子でもやれるのかい」

「はい、これでも五体倒してますよ」

「そうかい、頑張んな。お兄ちゃんとも上手くいけば良いね」

おじさんに目配せされた。何故?

「?、はあ」

少々歯切れの悪い返事をしながら華恋は野菜に目を向ける。

/ 60ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp