第3章 両面宿儺
次の日
私は伏黒君がいる学校に向かった。
(流石にこの姿じゃ、学校に行けないからな。
お、伏黒君見つけた。ここ、呪霊多いな。)
同時刻、伏黒君は。
(なんだこのラグビー場....)
「死体でも埋まってんのか?」
(だとしてもこのレベルがウロつくなんて....
おそらく2級の呪い
例の呪物の影響か...?)
あおいは、伏黒君に電話をかけた。
プルルルル、
「はい」
繋がった。
「見つけた?」
『いや、まだだ。』
「じゃあ、ヒントをあげる。
グラウンドに行っておいで。
そしたらわかる。じゃあね。」
私は、電話を切った。
(両面宿儺、嫌な予感がするな。
学校に待機するか。)