第4章 秘匿死刑
五条先生は、来た理由を話し出した。
「来る気なかったんだけどさ
さすがに特級呪物が行方不明になると
上が五月蝿くてね
観光がてらはせ参じたってわけ」
「なるほどね」
あおいは、そうは言ったものの興味はないようだ
「で、見つかった?」
「......」
「伏黒君諦めな」
その時、男の子が会話に入ってきた
「あのー、ごめん
俺それ食べちゃった」
そう言われて、五条先生はフリーズしてしまった
「マジ?」
「マジ」
三人は声を合わせていった
五条先生は、それを聞いてから男の子を視ていた
「んー?」
「見えてんの?」
「ははっ本当だ、混じってるよ。ウケる」
「そんなこと言ってる場合じゃないよ」
「あおいは冷たいなー、体に異常は?」
「特に...」
五条先生は、男の子質問をしだした。