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ぬらりひょんの孫〜鯉伴、もう一人の子供〜

第7章 四国八十八鬼夜行




校長先生にも挨拶を済ませ、朝礼に参加した

先生方にも挨拶を済ませる

もちろん、教頭先生にもね

「よし、それじゃあ百鬼さん!行きましょうか!」

私にそう声をかけてくれたのは横谷先生

さっき親切にしてくれた先生だ

私は横谷先生の助手的な形で今日1日行動するようだ


『おはようございます、本日よりしばらくの間教育実習生として皆さんの授業に参加します、百鬼サクラです。
よろしくね』

1時間目の授業が始まる

横谷先生の担当は理科だ

理科は私も得意だし担当できて助かるわ…

「はい、それじゃあ百鬼さん、出席確認お願いね」

そう言われ私は一人一人の名前を呼んでいく

『花開院さん』

「はい」

…花開院?

ふと疑問に思いながらも名簿通り名前を呼んでいく

『奴良くん』

「はい」

…あ、リクオだ

どうやら、リクオは私に気付いていないらしい

それもそうか、いつもと違う姿に変化してるしね

いつ気付くか楽しみにしとこ

どうやらリクオは何か考え込んでいるらしく、その顔は少し険しかった

名前を呼び終える

「ありがとう、それじゃあ授業はじめまして行きましょうか」

横谷先生の授業はとても分かりやすかった





1時間目終了のチャイムが鳴った

横谷先生の授業わかりやす!!

思わず聞き入っていたが、わかりやすすぎて驚いた

いやー、助手なんて寧ろ足手まといだな

「百鬼さん」

『はい!』

「次の授業、やってみる?」

『私がですか?!』

「そうよ。生徒たちの感想を聞いて、それを次の授業に活かして…どう?やってみない?」

横谷先生はニッコリと笑っていた

えっと、次のクラスは……

1年3組か

『わかりました。頑張ります!』

「頑張って!」

横谷先生…本当にいい人だなあ






授業開始のチャイムが鳴る

授業内容は先程2組の子達にやった内容と同じだ

『おはようございます、今日からしばらくの間教育実習生として皆さんの授業をサポートする百鬼サクラです。
よろしくお願いします!それでは、出席確認という名の私がみなさんを覚える為に名前を呼ぶのでしっかり返事してくださいね。』

そう言うと少し生徒達が笑ってくれた

順番に名前を呼んでいく

「えっと…清継くん。」





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