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共に飛び立つ 【ハイキュー】 原作沿い

第6章 賑やかな烏たちと



はミニゲームを見つつ、改善点を伝える。


その改善点を意識しつつ、再びミニゲームを行なう。




『田中先輩、レフトからライト側に打つときはもっと体の捻りを使ったほうが鋭角に打ち込めるはずです』



「なるほどなあ、次それでやってみるぜ!ありがとな!!」



田中に伝えたように、はそれぞれにも各改善点を伝えながら、今日の午後の練習は終了した。



『すみません!それじゃあ私あっち行きますね!』


「あぁ、毎日悪いな。。頼んだ。」


澤村の言葉に勢いよく頷き、は体育館を飛び出る。




「あいつ、どこいくんです?」

と不思議そうに尋ねる月島に、縁下が答えた。



「もう2人の1年のとこだよ。がたまにいってあいつらの暴走止めてんだよ」


「はほんと猛獣使いのようだよな!」



だからお前ももう飼い慣らされてるんだよ!!!と2年一同は心の中で叫んだ。







「まだ遅い!」

「くっそ、、!もういっぽん!」

『2人とも〜頑張ってるね。』


の凜とした声に2人は振り向く。



「「!!!」」


『頑張るものいいけど、2人は最後に休憩したのいつなわけ?』



「げっ!もうこんな時間かよ!」


に言われてようやく時計を見た2人の様子を見る限り、長い間休憩はしていないのだろう。



まあそうなることを見込んで、は両手にボトルを握ってきたのだ。



『やっぱり。5分間休憩ね』


頑張るのもいいけど休憩だって大事なことなんだからね、といいつつが二人の真ん中に腰掛けた。


『日向は上達した?』



「まだクソ下手だ」


「クソって!!」


と、の両脇で言い合いが始まる。

『まだってことは少しは成長したんだ?』

ニヤリと口角を上げて、が影山を見ると気まずそうに視線を逸らしつつも



「そりゃあ俺とでこんなにつきっきりで教えてんだ。上達しない方がおかしいだろ」



かわいくないなあと言いながらが影山の肩をツンツンと突くとやめろと怒られた。
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