第9章 番外編 〜告白〜
『.....へ?
私彼氏とかいないですよ。』
「「「「へ?????」」」」
「で、でもお前、この前告白されてたよな!中庭で!」
『え!翔陽覗き見してたの?!
趣味悪〜い』
「やっぱり告白されてんじゃねえか!それに昨日だって!」
『昨日?』
「.....一緒に帰ってたデショ」
「あ、相合い傘して!」
「山口、別にそれは言わなくていい」
「ご、ごめんツッキー」
『...あ〜、っとそれは...』
「ほら!なんかあるんだろ!」
「隠さずちゃんと言え〜!」
そう大声で言いながら田中と西谷がの頭をわしゃわしゃする。
『ぎゃ〜、田中先輩、西谷先輩やめて〜!!!
話す!話すから!!』
その言葉を聞き、田中と西谷は一歩離れる。
『...えっと、まあ告白されたのは事実です。翔陽が覗き見した時ので合ってます』
「覗き見じゃないし!それに影山もいたぞ!」
『えっ、飛雄もそんな悪い趣味持ってたの!』
「見てたけど覗き見じゃねえ!...いや覗き見か?いやでもあれは仕方なくて...」
「いいから続き話して、」
影山がぶつぶつ弁解しようとするのを月島が遮り再びに視線が集まる。
『でも、私よく知らない人だし、恋愛とかよくわからないから断ろうとしたら、1日だけ考えて欲しい。帰りに迎えに行くからその時に答え聞かせて欲しいって言われて...
分かったっていったら、それだけでも喜んでくれて...
それ見ていい人だろうなって思ったけど、やっぱりそういうのはよくわかんないから...
私だけの話じゃなくて、相手も関係してるからあんまり人に言わない方がいいなって思って潔子先輩にだけ相談したんですけど、』
のその話を聞いた澤村と菅原が清水の方をジロリと見た。