第9章 番外編 〜告白〜
次の日の朝練
『おはようございま〜す、ってあれ?!何で今日こんなに揃ってるんですか!?私時間間違えた?!』
「あ、いや!間違えてない!
...ただちょっと、聞きたいことがあってな」
いつもと異なり、早い時間に既に揃っている様子に首を傾げつつららが尋ねると、澤村がそう答えた。
『え!怖いですよみんな顔!
え、私何かやらかしました??やらかしたってことですか?でも全然思い当たる節ないな。いやでもみんなこんな怖い顔してるってことは何かやったのかな。もうそしたら一思いにザクッと...』
「来て早々うるさい、。」
『蛍、ひどい!じゃあそんな顔しないで!
菅原先輩も!いつもみたいな穏やかな顔どこに置いてきたんですかあ〜』
半泣きになりながら、は菅原のところに駆けていったかと思うと、菅原の後ろに立つ日向に気付き、今度は日向に抱きついた。
『翔陽まで!そんな怖い顔できたの?!やめてよ今日もおにぎりあるから笑顔になってよ〜』
「え!ほんと!?」
「おい日向、これから聞くんだぞ」
「あ、そうだった」
おにぎりという言葉に、一瞬表情が和らいだ日向だったが影山に諭されるとすぐに強張った表情に戻った。
『飛雄、せっかく翔陽のかわいい笑顔が見れそうだったのになんてことするの』
「かっ、かわ!」
「黙れ、日向」
『もう飛雄!!』
そんな1年3人の会話を遮るように澤村が口を開いた。
「、正直に答えてくれ。」
『は、はい!』
「
.....彼氏ができたのか?」