第9章 番外編 〜告白〜
「お、おい。やっぱあれ付き合ってんじゃねえのか!」
日向が焦って影山の胸ぐらを掴んでブンブンと振るが影山はもうほぼ意識がない。
「一緒に相合い傘して帰るなんて、それもう間違いなくカップ「うるさい山口」
「ごめんツッキー」
「おいお前らまだいたのか〜。も言ってただろこれからひどくなるかもって。早く帰れよ〜」
「そのは?」
澤村と菅原が部日誌を書き終えて出てきた。
「、告白してたやつと一緒に帰りました」
「相合い傘して...」
「「...んなっ!」」
2人は思わぬ言葉に雷に打たれたかのように硬直する。
「...おい、これ俺が明日聞く必要あるのかよ」
「俺も寿命縮めたくないっす」
澤村の言葉に賛同しつつ影山がそう答えた。
「明日の烏野バレー部の雰囲気はきっと最悪だな」
雨のせいもあってか皆どんよりとした雰囲気の中解散した。