第1章 誕辰【※冨岡義勇】
「んふっ…んっ…、」
義勇の舌が、陽華の口内を激しく動き回る。中の感触をたっぷりと楽しむような、濃厚で甘い口づけが長い時間続き、陽華は息苦しさに身体を震わせた。
口づけしながら義勇は、桃色の布地に包まれた、陽華の柔らかな二つの果実を鷲掴みにした。
つるつるの薄い布地は、両胸の頂きにあるぷっくりと膨れた小さい実を隠すこともなく、存在を露にさせていた。
義勇がその実に、指先で優しく触れると、陽華の身体がビクッと反応した。
そのまま布地の上から、指腹で擦るように捏ねあげると、その実が段々と硬度を増していく。
義勇は固くなった実に爪を立てると、カリカリと引っ掻くように、刺激を与えた。
「やぁっ…だめっ!…んぅ…ぁっ…引っ掻い…ちゃ…、やぁ…、」
「いつもより反応がいい。布越しで弄られるの、好きなのか?」
「そんな…、わかんな…、んあっ!」
陽華の反応に気を善くした義勇は、ぷっくり主張する小さな実に、布越しに優しく舌を這わした。
「はぁ…ん、」
陽華が艶かしく吐息を吐いた。
義勇はそのまま、優しく舌先を動かし、布越しにその実を味わった。義勇の唾液が染みて、桃色の布地に広がる。
しかし陽華の反応はいいが、何か物足ない。義勇はそっと布地を指先でズラして、先端の部分を露出させるとその実を舌先で転がした。
固くなった実が舌の上でコロコロと転がる感触を楽しみ、優しく何度も吸い上げた。
「あんっ、そんな刺激しな…いで…、」
「やっぱり生の方が、お前をよく味わえるから…好きだ。」
そう言って義勇は、その実を舌の上で弄びながら、陽華の下半身へと手を伸ばした。