第1章 誕辰【※冨岡義勇】

義勇が秘部に触れると、そこはリボンの布地に覆われていたが、充分過ぎるほどの蜜を蓄え、湿っていた。

義勇は起き上がり、陽華の股を大きく開かせて、そこを確認した。

「ここ、布の色が変わるほど、濡れてる。」

「だって義勇が、気持ちいい所…いっぱい弄るから…。」

陽華が恥ずかしそうに顔を赤らめると、義勇は人差し指でよく濡れたそこを布越しに、下から上へとなぞり上げた。

「ひゃぁっ…、」

陽華の身体がビクンと跳ねた。義勇は秘部の上に方にある感じやすい実を指先で擦った。

「布の上からでも解るぐらい、膨らんで主張してる。やらしいな、お前の身体。」

「…んぅ、いじわる。んぁっ…ぁ…そんな激しく…擦ったら…、」

「今のお前の顔、すごく興奮する。」

「…ば、ばかぁっ！」

恥ずかしそうに顔を覆う陽華に、義勇は嬉しそうに微笑むと、擦りあげる指先に力を込め、グリグリと指の腹を秘芽に押し付けた。

「あぁんっ！！」

頭が真っ白になりそうな快感が押し寄せてきて、陽華は身体をビクンッと何度も震わせ、声を荒らげた。それに答えるように、義勇の指先が速さを増した。

「んあっ！…それ、だめっ…イッちゃうっ！」

陽華が身体がのけ反ったかと思うと大きく震えた。そのまま身体をピクピクと痙攣させた。

そのまま、息を荒々しく吐き出しながら、陽華は涙目で義勇を見詰めた。

(可愛すぎる…好きだ。)

その姿に興奮した義勇は、自分も来ていた衣服を脱ぐと、熱く猛った自身を露にさせた。熱を帯びた視線を向けると、強請るように囁いた。

「俺の…口でしてくれるか？」

陽華はコクりと頷くと、座り込む義勇の下半身に、覆い被さるように近づき、優しくその先端に口づけた。

「んっ…。」

敏感な部分に、柔らかい陽華の唇が触れ、義勇は小さく息を吐いた。

陽華は義勇のソレを、両手で支えるように握ると、全体に優しく舌を這わせた。舌先で裏の筋をなぞり、カリの溝を刺激してやると、義勇の息が上がってくるのを感じる。

そのまま、ソレの先端を口に含むと、舌全体を使って、舐め回しながら、添えた手で根元の方を扱いていく。

「うっ…っ…、」

義勇の口から、堪らず声が漏れた。