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【鬼滅の刃】屋烏之愛

第6章 素直 後編【※錆兎】





はっきりと拒否するような言葉を掛けられ、錆兎のイラつきが増してくる。

傷つけたいわけじゃない。ただこの行為の時だけは、陽華を自分の物にしたい。その気持ちが強くなる。

中を弄る手にさらに力が籠もり、そのあまりの激しさに、陽華が苦しそうに声を上げた。

「本当に…待ってっ…、それ…以上は…っ!」

陽華が嫌がって、脚をバタつかせる。しかし、錆兎によって全力で抑え込まれた身体には、無力な抵抗に過ぎなかった。

「逃げるなって!……中、ヒクついてるぞ?気持ちいいんだろ!!」

そのまま、挿入させた指を増やし、膣内の壁をぐりぐりと、乱暴に押し擦ると、陽華の身体が弾む。

「だって、いつも…こんな…っ、無理矢理じゃ…!だめっ…いやっ!」

陽華の声が上擦る。こんなのは、いつもの錆兎じゃない。いつもは陽華が嫌がることは絶対にしない。触れてくる手も優しくて、本当に陽華を傷つけないよう、気を使ってくれてるのが、わかるくらいなのに。

それなのに、今日は…


膣内を弄る錆兎の手を退かそうと、腕を強く掴むがビクともしない。錆兎は左手で、その手を無理矢理に引き剥がし、手ごと抑え込んだ。

「そんなに、嫌がるなよっ!」

これじゃ、俺が無理矢理、犯してるみたいじゃないか。…陽華…頼む。この行為の時だけでいい。俺を受け入れてくれ。




錆兎の苛立ちが、乱暴に陽華の中をかき乱していく。抵抗しても無駄だと悟り、次第に陽華の身体は、錆兎の行為を受け入れ始めた。

「やぁっ…、ん…もう…、ほんとに…そんな強く…擦っちゃ、……あっ、…んぁあっ!!」

一際甲高い声を上げて、陽華が啼いた。その声に、錆兎の動きが止まる。




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