第3章 新しい生活
ーバン!
『サッチ兄さん!かたつむりさん見せて!!』
「お!来たか菜々美!
見ろよこのパイナップル生やした電伝虫。傑作だぞ!」
【オイサッチ!!誰がパイナップルだよい!!】
『わぁっ!すごい!本当にそっくり!
かわいい!!』
【か、かわ!?】
「かわいいって、、、コレマルコだぞ!?」
『だってかわいいんだもん!』
私は頭から生えた黄色い髪の毛?をふさふさと触る。
電伝虫は真っ赤になっていた。かわいい。
「俺、マルコからの電伝虫取るたびに思い出して笑いそう。」
【お前が笑ったらぶっ飛ばすよい。】
『電伝虫ってすごいのね!』
【菜々美、そろそろ帰って来いよい。】
『はーい。じゃ、サッチ兄さん、お邪魔しました〜』
「おう!」
バタン!
「…マルコ。さっき赤くなってたの、電伝虫じゃなくておm【それ以上喋ったらお前だけ次の書類2倍だよい。】
「…卑怯だ。」
【勝手にいってろ。】