第3章 新しい生活
『兄さん達は四皇の人たちとは会ったことあるの?』
「あぁ。一応な。
ビッグマムはイカれたババァで、確か子供が80人くらいだったか?
血縁を軸にトットランドとかいう国を作ってるワンマン女王だよい。」
『80人て、、、本当にビッグマム…』
「百獣海賊団の船長、カイドウは最強生物とか言われてるよい。
なんでも自殺が趣味で飛び降りも首吊りもしたが死ねなかったらしい。」
『…会ったことないけど、多分その人頭おかしいね。』
「ハハッ、海賊なんて言ってしまえばみんなどっか頭おかしいよい。」
確かに、この船の人たちもだいぶキャラ濃いもんなぁ。
「最後に赤髪海賊団大頭。赤髪のシャンクス。
こいつだけはまともに人の形保ってる野郎だ。身長も俺と対して変わらないよい。
四皇の中では1番若く、偶にウチに来ることもある。
四皇の中で唯一話の通じるやつだよい。」
『へぇ。…そうだ。今更だけど、みんな身長高すぎない?
父さんとかもう巨人じゃん。』
「いやいや、馬鹿いっちゃいけねぇよい。
オヤジは人間だ。ちゃんと巨人は巨人でもっとデケェのがいる。」
『え!?巨人って存在するの!!』
「あぁ。寿命は俺たちの3倍。
13メートルくらいが平均身長らしい。」
『…13メートル、、、』
「まぁ、ウチの傘下の海賊には古代巨人族ってのがいて、確かアイツの身長は60メートルはあったはずだよい。」
『…なんかもう、、、今なら何見ても驚かない気がする。』
人間って、そうだっけ?
巨人族はまぁ、そういう種族なんだろうけど、、、
父さんとか、ジョズ兄さんとかブレンハイム兄さんも人間の範疇って、、、
何したらそんなに身長伸びるの???
私なんて、もう身長止まっちゃってるのに、、、
「ハハッ、今日はこれくらいにしとくかねぃ。
色々驚いて疲れたろ。
午後はイゾウの部屋で教養だ。
明日からは少しずつ運動していくよい。」
『わかった。マルコ兄さんありがとう!』
「ん、よく頑張ったな。」
マルコ兄さんは笑って部屋を送り出してくれた。