第7章 魚人島
『…でね!私はじめてあんなに速く水の中を泳いだの!!
人魚さん達ってあんなに速く泳げるのね!世界最速って本当に凄い!!
あと、ウォーターロードって言うところも泳いだ!』
「ふふ、ありがとうございます。
わたくしはあまり外で泳ぐ機会はありませんけど、魚人島にもそのような場所があるのですね。」
『うん!地上にはないものばかりで楽しかった〜!
シャボンでぷかぷか浮けるの本当にすごい!!』
「?地上では皆さんどうやって歩くのですか?」
『地上はね、シャボン文化がないの。
みんな自分の足で歩いてるよ。』
「!シャボンが無いのですね!」
『そうよ。それにね、、、』
しらほしと私はは笑いながらそうやって話をした。
その後も一緒にご飯を食べて、夜までずっと話していた。
楽しくて楽しくてたまらない。
時間を忘れるほどに話して笑って、そのまま2人で眠ってしまった。
前に、こんな風に時間を忘れるほど話したことがある気がする。
隣に並んで、2人でお腹が痛くなるくらい、涙が出るくらい笑った。
とても楽しかった記憶がある気がする。
貴方は誰?
?
あれ?なんだっけ。