第7章 魚人島
私は竜宮城へいく途中、ナミュール兄さんを見つけて隣に並んだ。
『ナミュール兄さん』
「おぉ、菜々美、魚人島は色々驚いただろう?」
『うん…あんなに歓迎されるのもびっくりしたし、本当に人魚さんや魚人の人がたくさんいた。
それに、あの大きな人、、、王冠被ってる。…もしかして王様?』
「あぁそうさ。
ネプチューン王。シーラカンスの人魚だ。
オヤジとは旧知の仲らしい。」
『父さん、すごい人とお友達なのね、、、』
そんな話をしていると竜宮城に到着し、そのまま宴が催されることになった。
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「さぁ!人間の皆さんは長ヒラメに乗って楽しんで!」
「魚人島イチの歌姫、マリア・ナポレ!」
「それに合わせて踊るはマーメイドカフェダンサーズ!!!」
「魚人島を守ってくれている白ひげ海賊団の皆さん!
遠慮はいらねぇ!歌って踊って飲んで食って!存分に旅の疲れを癒やしてくれ〜!!!」
「「「おおおおぉ!!!」」」
いつもの船の上とはまた違った宴の様子。
サッチ兄さんはあっちで人魚さん見て鼻血出してる。
私もトロけるような歌声と綺麗な人魚さん達のダンス、それに甘くて美味しいお菓子に囲まれて宴を楽しんだ。