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黒と白と、赤と、、、【ONE PIECE】

第5章 新世界の航海


それからまた数日後、、、



「っは〜、、、本当に菜々美が来てから助かるよい。」

『ふふ、そう?』

「あぁ。計算もだが、菜々美は多分元々頭がいいんだろうな。
資料をまとめるのもうまいし効率もいい。
仕事がやりやすくなったよい。」

『嬉しい!…じゃあ、兄さん久しぶりに空中散歩………』

「それはダメだよい。」

『え〜!』

「久しぶりにって一昨日飛んだばっかりだよい!」

『…じゃあもふもふは?』

「…もっとダメだよい。」

『むむむ…』

「菜々美は今日運動の日だろい?」

『げ、、、』

「ハルタ、待ってるよい。」

『はーい…』







最近は計算だけじゃなくて、資料作ったり、予算組むの手伝ったり、書類仕事の幅も増えて、白ひげ海賊団の全貌がわかってきた。
知れば知るほどこの海賊団は大きくて、父さんがどれほど偉大かを知った。


仕事だけじゃなくて、悪魔の実のリスクとか大凡の歴史とかもマルコ兄さんに教わって、だいぶ不自由がなくなってきた。



そして、最近ハマっていることはみんなの特技を見せてもらうこと。
もちろん能力者のみんなにはいつもいつも能力を見せてもらうけど、イゾウ兄さんの射撃とか、サッチ兄さんとハルタ兄さんの勝負とかもかっこいいし、面白い。


父さんの能力は危なすぎるから見せてもらってないけど、いつかみてみたいな…












『はぁ…』








マルコ兄さんの部屋から出されて、とぼとぼと甲板へ向かう。
いつまで経っても足は速くならない。
この時間だけが毎日憂鬱だ。











ガチャ















『ハルタ兄さん…』

「あ、来た来た。今日は5周頑張ってみよう。」

『え!む、むり、、、』

「無理じゃない大丈夫大丈夫。」

『死んじゃう…』

「死なないから。ほら、よーいどん!」

『ひぇ、、、』








背中を押されて渋々走り出す。
うぅ、、、歓声が聞こえるけど心が折れてる私には辛い…

結局4周でダウンした私はハルタ兄さんにため息をつかれながら苦笑いされた。
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