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黒と白と、赤と、、、【ONE PIECE】
第4章 初上陸
マルコが部屋を出ていき、俺と菜々美の2人だけになる。
菜々美はさっきの頭痛が嘘のように、すやすやと気持ちよさそうに眠っている。
「…こんな穏やかな顔してても、お前はあれだけの痛みを抱えてるんだよなァ。」
少し前の頭痛に耐える我が娘の姿を思い出して、また眉間に皺がよる。
「…今は何も考えず、ゆっくり休め。」
聞こえるはずもないが、菜々美に向けてそう言って、布団を掛け直した。
俺も寝床に入り、目を瞑った。
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