第4章 初上陸
「いや、空島はやめだ。
菜々美、魚人島に連れて行ってやる。」
しばらく上を向いて考えていたオヤジがそう言った。
『わかった!ありがとう!!
…でもなんで空島は辞めたの?』
最もな疑問にマルコが答える。
マルコにはオヤジが空島を反対した理由がわかったようだ。
「空島はな、行き方がだいぶ衝撃的というか…いや、魚人島もなかなかだが…まぁ、危ないんだよい。」
『へぇ、そうなんだ。
あぁ!魚人島楽しみ!!!』
菜々美はウキウキと荷物を持って部屋に置きに行った。
「確かに、ノックアップストリームは危ないな。」
「魚人島ならまぁ、ナミュールいるし、、、相手は海王類とかだからなぁ。
それに、連絡入れたらジンベエ達も来てくれるだろうし。」
「もう少し慣れてからだな、空島は。
いつか絶対連れて行ってやろうぜ。」
そう言うことで、次の行先は深海10000メートルの楽園、魚人島に決まった。