第4章 第三夜
シン「おい、エネ おまえさ もう少し俺に 優しくしてくれても•••••」
エネ「何を言っているんですか、ご主人。こーんな優しいひと なかなかいませんよ。ご主人こそもう少し私に•••••」
シン「いやいやいや、それはないだろ。それなら俺だって•••••」
エネに文句を言うため、人通りが少ないところを探し、はや5分。
俺たちは、近くの公園にきていた。
都合の良い事に、ここには 今 俺たち以外 誰もいない。
もしも、俺が 画面の中の(見た目だけだったとしても) 美少女にブツブツと 文句を言っているのを誰かに見られれば、おそらく 精神の病院へ送られるだろう。
まあ、とにかく俺は 存分にエネと話せる場所を見つけ、今 まさに こいつに文句をぶつけているのだ。
シン「だから、それは「ぎゃあああああぁぁぁァァァ」ッなんだ!?」
突然の 悲鳴に 顔を上げると同時にエネが叫ぶ。
エネ「ご主人、 あっちです!行ってみましょう!」
俺たちは、急いで 悲鳴が聞こえた方へと 走り出した。