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灰色噺〜ハイイロメモリーズ〜 『カゲプロ』の話

第11章 第九夜





『はぁ•••はぁ•••』



ー逃げなければー


その思いで 必死に走って、俺は できるだけメカクシ団のアジトから離れた場所へ向かっていた。


こんな事 言っちゃダメだと思うけど•••
メカクシ団の人たちって 少し抜けてるから ヒビヤの能力を使えば俺を見つけられることに気づいていないと思う。


もちろん、『閉じる』能力を使えばいいんだけど、シロに 目を抉られて?から 発動しないんだよな。



『はぁ•••はぁ•••っはぁーー。』


思いっきり息を吐いて、空を見上げた。


そこには キラキラ輝く星が、これでもかってくらいきらめいている。



俺は もう一度息を整えて、再び 足を動かした。





向かう先は••••••••••












シロ、残念だったな。



おまえの「復讐」は、絶対叶わない。











絶対に••••••な。






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