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灰色噺〜ハイイロメモリーズ〜 『カゲプロ』の話

第10章 第八夜




『ふっ•••ぅあ•••••ん••』


部屋に入ってから 十数分。



今のカイトは まだ 正気を保っているようで、声を抑えようと必死になっている。



彼の中心は 僕が直接触っているせいで、もう熱を持ち始めていた。



「•••ここ、気持ちイイ?」


首を横に振って、否定する。


でも、身体は正直で カイトのそれは、もう先走りで どろどろになっていた。


僕は その液を手に取り、彼の後ろに擦り付けた。



『ひぁ•••ん』



グチグチと 卑猥な音をたてながら、カイトの そこは指を飲み込んでいく。





「ちょっと キツイかな?」



そう言いながら、指を増やした。


1本から一気に3本へ。



カイトの身体がビクっと跳ねた。



痛かったのかもしれない。




それでも、僕は 性急に行為を進めた。



まだ 完全にはほぐれていない そこに、自分の 大きくなっしまったモノをあてがい、ゆっくりだが確実に入れていく。




『やぁ•••かの••やめっ•••痛いッ!』



肩に置かれた手に 力がこもるが、それをムシして 奥へと進める。




「ゴメン•••ゴメンね、カイト。」




この 言葉だけは どうしても、言わずにはいられなかった。




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