第10章 第八夜
『やっ•••まてって、カノ!』
カイトが 僕の下でもがいている。
力は•••弱い。
抵抗さえも心地よく感じてしまう。
僕って 変態だったのかな。
カノ「カイト•••ゴメンね。」
そう言って 唇をくっつけた。
『•••か••のっ』
柔らかい、それに なんだか甘い気がする。
•••もっと 欲しい。
『んぅ•••ぁ•••やっ』
クチュクチュとした音に 彼は 顔を赤く上気させている。
少し強く 舌を吸えば、ピクっと 反応した。
『ふ••ぁ、かの•••やめっ•••!』
涙を溜めた目。
罪悪感と高揚感が 同時に心に浮かんだ。
あぁ、本当にゴメンね カイトにいちゃん。
•••もう、止まらないみたい。