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灰色噺〜ハイイロメモリーズ〜 『カゲプロ』の話

第10章 第八夜



クロ「それなら、あいつを犯すってのはどうだ?」




空気が 凍った。



キド「なっ•••何を言っている!」


ドンッと 音をたてて、キドが 机を叩く。


羞恥か怒りか、顔は真っ赤に染まっていた。





クロ「落ち着けって•••別に ふざけているわけじゃない。」




クロハは 頬杖をついて、軽く ため息をついた。



クロ「•••この前、俺は カイトを誘った。ヤろうってさ」



ポカンと 全員が動きを止めた。


まるで テレビの一時停止ボタンを押したかのような状態。





それは、滑稽以外のなんでもなかった。









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