第6章 第五夜
シン「ふ•••くぅ••ん•••••ゃ•••!」
部屋の中に シンタローの声が 響く。
コンクリートの壁だし、部屋が狭いから 少しの声でも よく聞こえる。
シン「ぅ•••あ•••そこは ダメ•••••!」
『じゃあ、やめる?』
そう聞くと、首を左右に振る。
俺は シンタローのソレを 少し強く握る。
シン「ひゃあ!あっ•••!」
『いい鳴き声』
頂点から ツゥーっと触ると、それに合わせるように、シンタローの身体が震えだした。
全く•••こいつ 本当に童貞か?
感度が良すぎて こっちまで興奮してくる。
シン「あっ•••!」
手の動きを 速めると、シンタローはすぐに 白い液体を吐き出した。
イッたときの余韻で 身体が痙攣している。
『イくの早くない?』
そう言って クスクス笑うと、シンタローは 恥ずかしそうに 顔を背けた。
もう少し からかって遊びたいけど、あんまり弄るとかわいそうかな•••
そう考えた俺は、ゆっくり 立ち上がった。
『じゃ、俺はもう行くから、後片付けしといて?』
シン「っ•••!」
部屋から出て行こうとすると、シンタローに袖を掴まれる。
『なに?』
シン「なんでも•••ない。」
『そう。』
俺は シンタローに後片付けを任せ、部屋を出て行った。
しかし…自分の処理はどうしようか…
シン「俺•••なにやってんだよ。」
空き部屋に残ったシンタローは 無意識に そう呟き、溜息をついた。