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灰色噺〜ハイイロメモリーズ〜 『カゲプロ』の話

第6章 第五夜


今日は どこで寝よう。

目下 問題はそれだった。



セトのとこではムリだ。

さすがに 恥ずかしい。


『うーん、どうしよう。』

いっそ ソファーに寝るか?

でも、キドが 誰かの部屋に行け!って言ってたしなぁ〜。



コノ「どうか••した?」

『んぁ?』

振り向くと、入り口に コノハが立っている。


コノ「なんか 悩み事?」

そう言って コノハは 首を傾げた。


『あー••• 今日 どこで寝ようかな〜って思って。』


コノ「寝るところ ないの•••?」


『ん〜 まぁね。』


コノ「じゃあ、一緒に寝る?」


『えっ•••いいの?』


コノハは こくんと頷く。


コノ「僕も 部屋もらったし、2人くらいなら寝られるし•••」

モゴモゴと コノハが 呟く。


『やった!じゃ、お言葉に甘えて。』


こうして 今日の俺の寝場所は コノハの部屋に決まった。
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