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灰色噺〜ハイイロメモリーズ〜 『カゲプロ』の話

第6章 第五夜


朝 起きると、セトはバイトに行っていたらしく、アジトには いなかった。




『おはよう。』

リビングに入ると、キド以外の女の子たちが トランプで遊んでいた。


モモ「あっ!おはようございます、カイトさん!」

エネ「カイトさんも一緒にババ抜きしましょう!」


『えっ?いや 俺は•••』

手を振って 断ろうとすると、


マリー「•••••っ」


マリーの ウルウルした 泣きそうな目が、俺を見上げる。



『•••••••••••••••••••••••••••••••••••••ヤリマス。』


女子 小さくガッツポーズ。


ババ抜きは モモとマリーの2人でしていたようで、エネは 審判役だった。

『審判って 何やるんだ?』

エネ「まあまあ、気にしたら負けですよ〜」


ケラケラと 笑うエネ。


モモ「じゃ、はじめましょう!!」








勝敗

カイト 一抜け 3回。 二抜け 1回。 ババ 0。

マリー 一抜け 1回。 二抜け3回。 ババ0。

モモ 一抜け0。 二抜け0。 ババ4回。



エネ「おお〜、カイトさん なかなか強いですねー。」


というか、モモ 弱すぎww


エネ「というわけで•••次は神経衰弱をやりましょう!!」


『まだ 続けるの•••?』

マリー「うん カイトは もうしたくないの?」

ウルウルした目+上目遣い+服の裾 ギュー。

うっ•••かわいい。


『やります!ぜひ やらせて下さい。』


無意識に 口に出していた•••

恐るべし、マリー。





結局 今日は一日中 女の子たちと遊びまくった。


トランプ、ゲーム(携帯アプリ)、買い物などなど•••

言い始めたらキリがない。




感想は 「疲れた」

でも•••


『たまには•••いいかもな。』


そう 思った。
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