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灰色噺〜ハイイロメモリーズ〜 『カゲプロ』の話

第5章 第四夜


『はあ〜。』

結局、飲みもの合戦は つぼみが勝利したらしく、俺は 今、つぼみ作の紅茶を飲んでいる。


エネ「ご主人がハアハアしてたらキモいのに、カイトさんだとキモくないですね。」


セト「そりゃ そうっすよ。」


爽やかだけど 酷いぞ、セト。


『うん、美味しい•••••キドはこういうの上手いんだな。』


そう言って 髪を撫でると、キドは頬を真っ赤にして、顔を背けた。



『じゃあ、質問していいよ?』

質問された内容は、だいたいこんな感じだ。

キド、今まで どこに いたのか。

カノ、これから どうするのか。

セト、目の能力はどんなものなのか。

シン、3人とはどんな関係なのか。

エネ、フードとってください。


『うん、聴きたいことはなんとなくわかった。』


俺は そう言って、エネを見る。

『フードは とってもいいんだけど、先に他の質問に答えてからでも いいかな?』


エネは、不思議そうにしながらも、承諾してくれた。


『じゃあ 噺そうか、俺のことを。』




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