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【呪術廻戦】愛され少女は特級呪霊

第7章 蠱毒の弱点


〜 パンダ 視点 〜


「 今日は、妃翠も一緒なんだから張り切って行こうぜ! 」

「 そうだな。さっさと終わらせて、この街をぶらっとしたいし 」

「 マンマンー! 」

妃翠は、俺達と絆を深める為に、今日は俺と真希と一緒に池袋の方へと来ていた。

棘は単独任務が許可されてるし、
その結果、別任務と重なってるから此処にはいない。

まぁ、悟の話やら棘から聞くには妃翠が居れば呪霊の察知や討伐はそう難しくないし、いつものようにやればいいってことらしい。
何かあれば俺も真希もいるし大丈夫だろう。

「 今日は、水族館での依頼っす。急に魚や動物達が騒ぎ出したり、大型魚の突然死が確認されてるし、中にはふれあい広場の浅い水で大人が溺れたりと…色々問題があるらしいっす。つーことで、今日は定休日なので!帳は下ろしますんで 」

「 水槽が多いから、妃翠も真希も壊さないよう気をつけるんだぞ 」

「 私は分かってるが、それを言うなら妃翠の方じゃ… 」

「 マーー! 」

補助監督の明によって、此処まで車で来た俺達。
遊園地の一件がある為に、妃翠には請求額が高そうな場所は連れて行かないと思ってたんだけど、
悟は何を考えてるのか分からないが、また高そうな場所へと妃翠を向かわせた。

まぁ、今回は出来るだけ広いスペースで誘ってから戦おうと思っていれば、明の説明を完全スルーで、妃翠はそのコーナーにいるペンギンを見て、テンションを上げていた。

「 アイツ、完全に遊びに来てないか?本気でやれるのかよ 」

「 やれるさ。妃翠はやれば出来る子なんだからな! 」

「 じゃ、入口付近で帳を下ろすので後は任せるっす! 」

「「 おう! 」」

明が離れた事で、俺達は早速調査に取り掛かる。
案外、広い水族館だからな。
俺と真希は別々がいいだろう。

「 真希、呪具はどれ使う?色々持ってきたけど 」

「 サンキュー。左右の感覚が狭いし、1級呪具の剣でいいか 」

肩に担いでいた様々な呪具が入ったバッグを下ろせば、真希はその中から使えそうなのを幾つが持ち、ポーチやらに差す。

「 そのバッグ、無くすんじゃねぇぞ 」

「 分かってるさ。それじゃまた後でな 」

「 おう、せいぜい子守りを頑張れよ 」


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