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【呪術廻戦】愛され少女は特級呪霊

第6章 語彙絞りペア


〜 七海 視点 〜


折角来たのなら、私でなく彼等と遊べば宜しいのに…
誘って来る事に、否定が出来なくなる。

狗巻くんは恐らく妃翠と一緒に乗りたいでしょうに、いつものメンバーで周り始めた。
なんの為の親睦なのか、分からなくなりますね。

「 マンマァー! 」

「 飲み物ですね。持ってきてますよ 」
 
自動販売には売ってないと思っていた為に、腰に巻いていたポーチから野菜ジュースを取り出し渡せば、
最近自分でやっと挿せるようになった為に、直ぐにストローを取り出し、差しては口に含む。
 
「 立って飲まず、座って飲みなさい 」

「 ンー! 」

私も座って休憩出来る為に、木によって木陰になったベンチへと座らせ、その横へと腰を下ろす。
 
五条さんは、他の三人と壊れてない、別のジェットコースターに乗っていれば目の前を彼等が通り過ぎていく。

「 少しは、楽しめてますか? 」

「 ンー! 」

呪霊として、こんな場所を遊ぶ日が来るとは思わなかったでしょう。
受肉してるとは言えど、記憶は1300年前で止まってるはず。
何を見るにも興味がそそられるように、目を輝かせる表情は無邪気な子供そのもの。
だからこそ憎むことが出来ず、殺す事が出来なかったのだと思う。

「 飲んだなら、彼等のもとに行きますか 」

「 マー!! 」

ゴミを捨ててから、彼等の元へと行く。

「 昼御飯にしようか。この遊園地内にあるレストランは美味しいんだよー 」

「 やっと飯かー。腹減ったな〜 」

「 しゃけ 」

「 マーマー! 」

昼御飯になり、五条さんに連れられ敷地内にあるレストランへと入る事になった。
其々に好きなものを選び、妃翠もサラダを頼めば料理が届く。

「 マンマー! 」

「 美味しいですか、良かったですね 」

「「( 七海/七海さんが微笑んでる!? )」」

何か変な事を考えてるのは想像付きましたが、今はカトラリーを覚え始めた、妃翠が苦難しながらも嬉しそうに食べてるだけで満足なのです。

手で食べていた時期を知っているので…。 





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