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【呪術廻戦】愛され少女は特級呪霊

第3章 金髪はママ説




妃翠の普段過ごす場所は、私の家となった。
保護者であり、飼い主になったのならそれくらいの事は必然的であったが、
少女は、直ぐに五条さんによってこの学校に戻ってくる事になった。

「 マンマー! 」

「 と言うことで、今日から一年生として皆と一緒に色々と学んでもらいます。仲良くしてあげてね。仲良くしないと、モンスターペアレントの保護者に殺されるから 」

「 殺しませんよ。貴方以外は 」

そう、高等部1年生の彼等と共に呪術について学ぶ事になった。
私が任務でいない時に任せられる者がいる方が安心しますし、特に狗巻くんとは話が通じるようなので丁度いいと思った。

前回汚した責任として、五条さんは妃翠に制服を含めた色んな物を買い揃えた為に、私の出費は食費ぐらいしかない。

因みに、パンツは履かせました。

「 憂太の方には俺から連絡してるから。それと、妃翠は受肉してるみたいだから、写真も映るよー!プリクラとか体験させてあげてね 」

スマホを向けた五条さんに彼等は、少し冷めた目を向けるが、先に口を開いたのは禪院さんだ。

「 つまり、子守りを任せられたんだろ。上等じゃねぇか。今度、寿司奢れよ 」

「 真希、同じクラスメートなんだから子守りじゃないと思うぞ? 」

「 しゃけ 」

「 はぁ?こんな餓鬼がクラスメート?子守りだろ 」

「 マー? 」

「 おかか 」

禪院さんの言葉は無理もないと思うが、気にするなとばかりに狗巻くんは妃翠の方を向き首を振って否定していた。
彼とパンダがいる限り問題は無さそうですね。

「 いつも私の任務に連れて行ことは出来ないのです。なので、貴方方に任せたい。特に狗巻くんは、会話ができるようなので 」

コクリと頷いた彼は、もう一度妃翠へと視線を向ける。

「 はぁー、七海さんが言うなら仕方ないか。悟、奢れよ 」

「 はは。じゃ、任せるよ。今日は試しに七海は離れた場所にいるから自由にしてね。じゃ! 」

逃亡した五条さんに呆れるも、私は必要な物だけを渡す事にした。

「 これは飲み物の野菜ジュースと昼御飯のサラダです。お腹を空かせたら与えてください 」

「 しゃけ 」

敢えて狗巻くんへとクーラーボックスを渡せば、彼は中身を見てから頷く。
他のメンバーより信用性がある。
 

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