第9章 △△通告
「……そっか。私も負けてらんないな!」
私と悠仁は五条先生のところへ向かい、呪力と術式の違いの説明を受けた。
そして、悠仁はもふもふぬいぐるみを抱えて映画鑑賞
私はそのとなりで目を閉じては開けるの繰り返しでダミー人形に呪力を送るコントロールをすることになった。
「……んっー!!!」
目に力を入れるのは結構疲れるもので、力みすぎると声が出てしまう
「結花大丈夫?ちょっと休んだら?」
悠仁は映画を見ながら心配してくれた。
「ごめん邪魔しちゃったね。大丈夫だよ!ありがと!」
今日からこの特訓が続いた。
伏黒、野薔薇目線
「長生きしろよって……自分が死んでりゃ世話ないわよ。
結花だって……何で。あの子が冤罪かけられる理由がないでしょ?」
虎杖が死んだ。
結花が死刑になった。
俺は釘崎に虎杖の遺言を伝えた
釘崎は泣いていた。
そんな中、聞きなれた声が
「恵、お通夜かよ」
「禅院先輩」
「私を苗字で呼ぶんじゃ……」
「真希、真希!」
パンダ先輩まで。2年の先輩達が揃っていた。
真希先輩は虎杖と結花が死んだのを知らなかったみたいで
パンダ先輩と狗巻先輩からその事を聞かされていた
「何、あの人(?)達」
釘崎に先輩の説明をして、交流会に1年が参加するということを伝えられた
で、その日にむけて俺らを鍛えてくれるとのこと。
「意味無いと思ったら即やめるから。」「同じく」
私達は先輩の特訓を受ける。思った以上にハードな
釘崎はパンダ先輩にぶん回され、俺は真希先輩に1本取る。
これで強くなれるなら……