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【呪術廻戦】脳裏に残るあの記憶

第13章 兄弟


「あ、みんな!」

数十分走っていると、野薔薇に悠仁、そして呪霊がいた。
おかま?と顔の呪霊だ。

「おぉ結花!手伝ってくれ!」

もちろん。野薔薇も悠仁も薔薇の模様が刻まれている。
野薔薇に至ってはもうボロボロだし、、

絶対守ってみせる。

「 挿頭 」

パチン

「あ、あ、あにじゃぁ……」

私が呪力を放つと顔の呪霊の下半身がぐちゃぐちゃになった。

「お前!弟に何を!」

「野薔薇後ろ!」

野薔薇の後ろにはおかまの呪霊が……不味い。
そしたら大丈夫よ。なんていう顔で此方を見てきた。


「簪」

野薔薇の呪力が簪にのって呪霊を突き刺した。
かっこいい

「野薔薇!かっこいい!」

「そうでしょ?私のとっておきよ!」

しばらくすると悠仁と野薔薇の薔薇が消えた。

「おぉ!治ってきた。よかった」
「んっふふ、よかったね。2人とも凄かった!」
「まぁそれ程でも〜……てか結花は大丈夫?」

悠仁がそう言いながら私のおでこを撫でてきた。

「いでっ!」
「すごい血の量だぞ。早くみんなで家入さんとこいこ!」
「てか恵!!さっきのところ行くよ!」

「そうだ伏黒!!急ごう!」

「わっ」「ちょっとアンタ!」

悠仁は私と野薔薇を持ち上げて凄い勢いで橋の下まで向かっていった

こんな早く走れるなんてすごいな

と向かい風を感じながら思った




橋の下

「恵!」

そこには倒れている恵が居た

「ふ、伏黒?」

「おっ戻ったか。よかった無事で」

『ビビったーっ!!死んでんのかと思った』

よかったー、まじで
恵の手には1本の宿儺の指があった。
流石に怪我した状況で持っておく訳にもいかないので
話し合いの結果、悠仁にもってもらうことになった

「この指、1番元気そうなお前にやる。絶対食うなよ。」

「あたりまえだろ……って!」

「あぁー!!!??」

悠仁の手から口が出てきて指を飲み込んでしまった。
あーあ、、、

その後、新田さんが迎えに来てくれて、私達は高専に帰った
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