• テキストサイズ

【呪術廻戦】脳裏に残るあの記憶

第9章 △△通告


「さ、終わったぞ。」

「ありがとうございました」

いろいろ話していると治療が終わり、全身包帯まみれになった。
しばらく野薔薇と恵に会えないのか

寂しいな。

五条先生と寮とはまた別の部屋に向かって歩いているとき、

私が俯いてると、五条先生が手を握ってくれた

「あの…手、暖かいです。ありがとうございます。」

「いーえ!そんな顔されるとこっちが泣いちゃいそうだよ。」

同情してくれてたのかな。

「五条先生の手好きです。」

「え、手が好きなの?僕じゃないの?!」

なんだこの人。
でも、まぁ日頃から、今回だっていっぱいお世話になってるし、

「五条先生も好きですよ」

今できる最大限の自然な笑顔で私はそう言った。

チュ

「え………?」
「え?どうしたの結花」

え、今唇にちゅって。どうしたの?ってそうじゃなくて。

「あ……私、ファーストキスだったんですけど」

「よかったね!」

よかったねじゃなくて!!もうなんなんこの人。
顔が真っ赤な気がして早歩きで歩いた。
/ 115ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp