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【呪術廻戦】脳裏に残るあの記憶

第9章 △△通告


伏黒目線

あれから釘崎を拾い、伊地知さんに送ってもらった。
虎杖と結花には合図も出した。

そんなとき、生得領域が閉じた。

虎杖と結花が戻れば

「小僧なら戻らんぞ」

「恵……逃げ」

結花!……どうして。

血塗れの結花を見て混乱した。何故宿儺に抱えられているのか
虎杖はどうしたのか。いろんなことが……

「まぁまて、そんなに脅えるな。少し話そう」

ドスン

「……ヴェ」

「結花!大丈夫か」

宿儺は結花を呪力で吹き飛ばした。
虎杖を人質にして、、、

「小僧の心臓もとった。縫条も消えた。お前を殺す。特に理由は無い」

「虎杖は戻ってくる。そういう奴だ。」











結花目線


宿儺に吹っ飛ばされて、しばらく気絶していた。
恵は、悠仁は?

ふらつく身体で起きると、恵と悠仁がいた。
私は全速力で走った。

宿儺じゃなく悠仁。

「おお結花。ごめんな。俺、沢山気づつけたよな。
あー、悪い、そろそろだわ。伏黒も釘崎も結花も。五条先生は……心配いらねぇか。長生きしろよ」

悠仁の笑顔が痛い
突き刺さる。涙が出ない。もう泣く力もないのか。私には

「恵……ごめん。まもれ、なか…たゴホッ」

出血が多すぎる。息がまたできない。恵だって大怪我なのに、手こずらせる訳には行かない

「立、たなきゃ………」

「おい!待て結花!どこに……」

どこに?どこだろう。どこに行こうとしてたんだろ?

「わかんな…いや」

あー、倒れる。

ポスッ

「2人とも。よく頑張ったね。」

上を見上げると五条先生が……………

「五条先生。虎杖が…」

「うん。大丈夫。恵、悠仁連れてきて。僕は結花を連れてくから。」


私はどうも連れていく。という言葉に引っかかっていた。
もう目が開かない。痛すぎて、閉じたまま。

私は五条先生に身を委ねた
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