第7章 波乱万丈特級呪物
恵君は呪霊に飛ばされた。式神も消えかけている。
どうしよう
頭がこんがらがっていると、恵君が外に飛ばされた。
「やだ!」
私が術式も発動しないでただ、拳で殴っていると、私も飛ばされた
「大丈夫か?!」
虎杖君が凄い力で呪霊を殴った
「逃げろっつったろ。」
「言ってる場合か。」
虎杖君は俺に呪力があればと、特級呪物を食べた。
「やめろ!」「食べないで!」
ゴク
ズヴゥゥン
何が起きたのか分からなかった。虎杖君は呪霊を片手で薙ぎ払った
「ああやはり!!光は生で感じるにかぎるな!!」
特級呪物が受肉した。
「恵君……」
「最悪だ………」
本当に最悪だ。どんどん吐き気が強くなる。こんな状況なのに。
役立たずすぎて涙が出そう
両面宿儺はごちゃごちゃと何かを言っているが、頭が回らず聞き取れなかった
「あ?人の身体で何してんだよ」
!?虎杖君だ。
自我があるみたいな。両面宿儺だけど虎杖君になってる
「━━━━━━━━呪として、お前を祓う」
「恵君!!」