第6章 ※※いざ高専へ!
「五条さん、あのー」
「どうしたの?背中痛い?」
「痛いんです…けど、私寝間着持ってないです。明日の服しか」
あーね!それなら僕の服着ていいよ!
と五条さんは軽く言って私を脱衣場に座らせて、白い半袖のTシャツを貸してくれた。
「その、いろいろとご迷惑をおかけしてすみません。ありがとうございます」
「いえいえ!ねぇ結花早く着てみてよ!」
??着てみたはいいがやっぱりサイズがデカい。
まぁまぁ身長が高い私でも太ももが隠れるくらいの長さまである。
それを見て五条さんは呟いていた。
「いいね」 と。
何が。とツッコミたくなるが、五条さんが可愛く見えたのでそっと微笑んだ。
「ふふっ」
そしたら五条さんは私の頭をぽんぽんと撫でた。
手の温かさ、人の体温が頭でもしっかり感じ取れる。
落ち着く感じだった
「じゃあ僕お風呂入ってくるからね!覗き見したら叫んじゃうから!」
そう言って五条さんは私を脱衣場から出した。
眠いなあ。私は歯を磨いて、五条さんがお風呂を上がるまで少し寝ることにした。