第6章 ※※いざ高専へ!
「うーん…………わかんないです。」
別にまだ、アザのことはなんか気にしなくてもいい気がした
「そうか。ありがとうな。」
硝子さんからあの後の事を聞いた。私と恵君が助けた4人はいじめっ子で、呪霊をつけていた男の子がいじめられっ子。
死人や怪我人は出なかったとの事で……よかった。恵君も無事らしい。
あの時、五条さんや恵君にいやな事を言ってしまった。
五条さんは生きてって優しく声を掛けてくれたけど、今日謝りに行こう。
「硝子さん。今恵君と五条さん居る場所わかりますか?」
「あぁ、それなら広間にいる筈だ。特訓中だろうな。お前はまだ絶対安静だからな。呉々も身体を動かさないように。」
はーい
恵君達の所へ着くと、五条さんと目が会った。
体術の練習してたみたい。邪魔しちゃったかな
そんな事思ってたら五条さんがウィンクしてきた。
「昨日はご迷惑お掛けしました。恵君、ごめんね。」
「僕は結花の可愛いとこがみれて良かったけどなぁ?ね、恵」
「???」
恵君は顔が真っ赤だった。熱でもあるのかな。
「恵君。大丈夫?体調悪い?」
「……………お前に言われたくないな。早く元気になれよ」
もう元気なのにな。
伏黒目線
昨日の如月の事を思い出した。何だか変な気分だ
「いやでも…」
「俺の事は心配しなくていい。ゆっくり休んでろ。」
俺がそう言うと、如月は少し寂しそうに笑った。
明日には体術練習に参加するらしい、
それを伝えると如月は行ってしまった