第6章 ※※いざ高専へ!
翌日
結花目線
「……………………あ」
目が覚めた。全身が痛い。特に目と耳。
私は自然と目を抑えていた。
壁にかかっていた鏡をみると、首に何か、黒色の模様が入っていた。
なんだこれ。呪霊との戦いで出来たのだろうか。
「おはよう結花。体調はどうだ?」
「家入さん………………正直めっちゃ痛いです。いろんな箇所が。」
だろうな。と家入さんは少し微笑んだ。
相変わらずのクマがある家入さん。なんかほっとした。
「悟と伏黒が心配していたぞ。よく昨日の今日で起きたもんだ。ところで、その首元の痣なんだが……何か心当たりはないか?」