• テキストサイズ

【呪術廻戦】脳裏に残るあの記憶

第5章 ※※初祓い


結花目線

私は男の子に引きずられたあと、呪霊に掴まれ、振り回されていた。

「如月……………」
そこに恵君。最悪だ。こんなかっこ悪いとこ見せてしまった。
私は振り回されている間、ずっと目を瞑り、呪力を溜めていた。

目を開くとそこには恵君。笑わなきゃ。
私は微笑んで、呪霊の両腕を吹き飛ばした。


「ケホッ……ゲボっ……」
流石に酔った。呪霊の両腕が無くなり、床に重力が私を叩きつけた。呪力を大分消費してしまった。
ラストスパートと考えればまだいける。


「如月!!大丈夫か?」

「大丈夫……まだいけるよ。祓おう。」

恵君は心配そうな顔でこちらを見てくる。そんな心配しないで。

「鵺………」
恵君が手で形をつくると、鵺と呼ばれる式神が出てきた。

鵺が呪霊を畳み掛けると共に、恵君も持っていた呪具で呪霊に攻撃をした。結構効いているみたいで、呪霊は気持ち悪い鳴き声を上げるとともに、緑の液体を傷口から吹き出した。

私もやらなきゃ。

「術式 門前雀羅・改」

私も門前雀羅には数種類あるようだ。この前五条さんが教えてくれた。
改は、今ある呪力を2倍にしたような威力で呪霊を攻撃する、だがこの前とは比にならないほど焼けるような痛みがくる。

私が術式を使うと、呪霊の頭が白い紐に巻かれ、頭が膨張し、破裂した。

そこから再生されそうになったが、

「鵺!!!食っていいぞ」

と恵君が言い、式神が呪霊の1部を食べた。
流石に祓えたようで、呪霊はもう動かなかった
男の子もすやすやと眠っている。よかった

目が痛い。眼球が飛び出そう。
/ 115ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp