第5章 ※※初祓い
「恵君!がんばろ!」「……あぁ」
と一言掛け合い、私と恵君は五条さんを掴んで、投げ飛ばそうとしたが、気づけば視界が反転していた。
『いったぁー!!!!』
絶対腰やったと思いながら、恵君の方を見ると、私と同じ体制になっていて、ツボにハマり笑ってしまった。
「あっはは!!恵君!大丈夫www?あはははっ!」
「お前何笑ってんだよ。………ふっ」
あれ恵君今笑って??
「もぉー!2人とも突進するだけじゃ駄目だってば!この最強の僕にかなうようになるまでがんばろうね!恵は………
……………………
結花は術式の種類が結構あるよね。僕が見た感じだとだけど。
でも、使いすぎはしない事。体術に関しては
………………………
と五条さんが私と恵君にアドバイスをくれた。
なんだろ種類とか
そんな事が在りつつ、残りの時間3時間ほど格闘したが、やはり1本も取れずに終わった始末だった。