第4章 出会い
聞いたことない用語?が沢山出てきていて途中からよく、いや分からなかったが、五条さんは私の呪いの事をもう知っていたらしい。
「君、天与呪縛にかかっているでしょ。記憶を忘れられない、、とかそんな感じの。」
母に言われた事と同じ事を五条さんは言った。
「らしいです。」
私はそれしか答えられなかった。
「あと何か君の親族から、君の事について聞かされたりした事はあるかな?」
「………………」
私が沈黙していると部屋のドアが勢いよく開き、咲が居た。
「結花………!!!よかった!よかった!生きててよかった!」
咲は泣き崩れながら私にしがみついてきた。
私も咲にしがみつき沢山泣いた
「こっちのセリフだよ。咲ごめんね。。ありがとう」
2人で沢山泣いて泣きやみ始めた時、五条さんが言った。
「2人で話してる途中にごめんね。僕もいろいろ考えたんだけどさぁ、結花ちゃんには高専に来てもらいたいんだけども、、どうかな?あ、高専っていうのはここね。咲ちゃんは呪力が少ない。あの状況で呪霊も見えていなかった。から咲ちゃんの入学は難しくなるけど。」
高専というのは私立の宗教系学校を装っているが、実際は都立であり公費で運営されている。らしい、。
多くの呪術師が卒業後もここを拠点に活動しており、教育だけでなく任務の斡旋・サポートも行なっている呪術界の要になっているそう。東京校では東日本での任務や高専生の受け入れを行っている。
で、その高専生に私は勧誘された。
これ以上咲も巻き込みたくない。
「咲。約束守れなくてごめんね。同じ高校いけないや。五条さん。私は高専に通います」
咲と私は連絡手段もあるから、会おうと思えば会えるはず。
「結花。。。ううん。大丈夫だよ!でも絶対連絡ちょーだいね!遊びにも誘うこと!それと、沢山の困ってる人をちゃんと救ってあげてほしい。私が言える事でもないけど、きっと。結花に立派に生きて欲しいいい??」
分かった。約束ね。ちゃんと生きるよと私は咲を促した