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【呪術廻戦】脳裏に残るあの記憶

第13章 兄弟


ここは高専……かな?

「おい天内ーー、どこ行くんだよ!」

後ろを振り向くと白髪のグラサンと可愛いカチューシャをつけた女の子がいた。

「あ、、五条先生……」

「ん?誰だお前。傑。お前の知り合い?」

傑……また後から来た人を見ると目を疑った。
頭ツギハギの人……

「いや、知らないな。君どこから来たか分かる?でも制服がここのだな」

「なんじゃなんじゃ?!何か居たのか!」

さっきの天内と呼ばれていた女の子が私の近くにくる

「あっと……そのー……んーーー」

何を言えばいいのか、この状況どうすればいいのかわからない

「とりあえず悟、早く天元様のところへ行かないと。」

天元様?聞いたことない。高専のお偉いさんなのかな。
そう傑さんは言って五条先生を連れていった。

「べーっ」

なんだアイツムカつくな。初対面かもしれない女の子に向かってべーって。餓鬼かよ

「べーっ!!」

私も同じことすると何だか怒っているようで傑さんに八つ当たりしていた。

申し訳ないことしたかもなぁ

っとそうじゃない。ここから抜け出さなきゃ。
そう思って校内を歩き回っているとまた景色が変わった。

「え…真希先輩、、狗巻先輩パンダ先輩??」

今度は先輩達がボロボロになっている姿を見せつけられた。
あともう1人いるが名前がわからない

「なんで……えあ、傑さん?、、」

目の前にはさっきとは違う、あの和服の傑さんがいた。
ツギハギはなかったが、傑さんだ。

「おやおや……私の名前を知っているのかい?お嬢さん。」

ビクッ

触られてはいけないって私が言っている。
壊れる。ダメだ。逃げられない。

何が壊れる。

「大丈夫だよ、さぁ、、君も」

傑さんの手が私の頭まできた。触られた

「うあああぁぁ!!」

今までよりも酷い頭痛がした。


少し時間が経って、痛みが治まると目の前には、

今度は亡くなった傑さんの遺体と五条先生がいた。

「あ、、あぁ……」
この短期間で情報が多すぎて理解が追いつかない。

「……お前だれだ。」
怖い。ちがう。この五条先生は違うのに。五条先生なんだ。

「あの……す、ぐるさ…ん」

『お前、高専生なのか。』
上から腰を抜かしている私をすごい目で睨んでくる

「だから……なんです、か」
声が震える、、怖い
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