第3章 2.崩壊
五条悟目線
「んー?あの学校か、結構大きくなっちゃってるね」
任務で来たはいいが、報告書にあった呪霊の階級が拡大に上がっていた。特級か?誰だよ2級とか書いた奴
「さーてと🎶新しい高専の生徒の勧誘もできそうだ!」
五条悟は手をポキポキと鳴らし、ニコニコしていた
結花目線
「結花........結花!!!!!大丈夫?」
はっ、、と。ボーッとしてたのか。
「もー!私の話きいてなかったでしょー?!!!酷いなー、、
今回の、今日だけじゃないけど掃除の件についてとかも、、悩みがあったら、相談乗るから、こんな私でも頼ってね?」
咲は優しい声でそう言ってくれた。
「うん。ありがとう。ごめんね?」
そんな優しさの思いに現実は浸らせてくれなかった。
掃除が終わる時には怪物はもっと大きくなってしまっていた。
あぁ、もうダメだ。終わった。なんだあの大きさ。吐き気が増してくる。
帰宅準備をしている中、私は、ある違和感に気づいた。咲も気づいたようだった。
『ねぇ、外ってあんな真っ黒だった?』
やはり咲も言葉にした。誰も外にいない。学校の中にも。
そして、あの怪物も居なくなっていた。
だが気配が消えていない。
気持ちが乱れていく。鳥肌が立った。咲を守らなきゃ。