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あなたが愛してくれたら【R18】

第27章 6月6日 ホテル



「ッあ」

「優しく、だろ?」


挿入の中途半端な位置で彼女の足の間、丁度敏感な突起の辺りに指を添わせる。

さっき彼女が自分で擦り付けていた所。
何となく感触で気付いたが、想像通り少しだけ硬くなっていた。

直接は触れずに二本の指で膨らんだその周りを撫でてやる。

小夜子の息が荒い。

こちらも乳首と同じに小さくて可愛かった。
段々と硬くなるにつれ、肩に食いこんでいる小夜子の指に力が入ってくる。

側面の薄皮が張った様な感じになり、そこに指を沿わせて軽い刺激を送り続ける。


摘んだりするのは強過ぎるか、一旦抜いて口でやった方がいいか。

そう思うか思わないかのうちに、彼女の腿、それから全身が数度慄いた。


「…は……ぁあ…ッ」


体を強ばらせて怜治の肩に頭を乗せ、息をついている。

あまり早いのに驚いた。


「……………もう?」

「だって、入ってる、のに……されたら」


入れながらがいいんだな。
覚えておく。

まだそこにあった指をそおっと動かすと、ビクッと小夜子の下半身が震える。
続けてはいけるのだろうか。


「あ……だっ…そこ」


特別嫌がる素振りは無かったが、頼りなく腰が落ちかけて、過敏になり過ぎてはいるのか。


「小夜、色々感じやすい」

「い…嫌?」

「彼女が感じやすいなんて最高」


そんな彼女を抱き支え、再びゆっくりと体を落としていった。


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