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あなたが愛してくれたら【R18】

第24章 6月6日 レストランの庭、ホテル


身体的に辛いのか、他に理由があるのか分からなかった。

ただ自分の体を庇う様に抱き締めて、震え続ける彼女が受け止め切れないのだとは理解した。


「……好きな人と、…無く、って…分かんない。 おかしくなりそうで、怖い。 体、も」

「ごめん。 ゆっくりする」


それなら怖がらせない様に抱くから。

そんな言葉は逆にこっちを嬉しがらせるのだって、小夜子は気付かない。

程なく落ち着いて来たのか、彼女は涙の跡を残した申し訳なさそうな表情で、怜治の首筋や胸元に口付けてきた。


「少し休もう」


小夜子の額にキスをして、その体をシーツで包んだ。

達した様だったが、二度目の凪の後は小夜子が限界だったらしく、怜治に身を寄せてきたと思ったらそのまま寝入ってしまった。

そんな彼女の首の下に自分の腕を入れ、しばらくその寝顔に見入っていたが、つられて怜治の方も目を閉じる。





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