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あなたが愛してくれたら【R18】

第24章 6月6日 レストランの庭、ホテル


それから翌日は出勤日である明け方まで、幾度となく抱き合った。

それに疲れて眠り、どちらとなく目が覚めたら。
食事に行こうと言って、また触れ合って。

体を洗いたい、疲れてそう言う小夜子をシャワー室まで運び、そこでも怜治は彼女を抱いた。



「無理強いしないって……嘘つき」

「ついてない」



事実、怜治は小夜子を丁寧に抱いた。

包装のリボンを解くように衣服を取り去り、薄いガラスに触れるように彼女の肌に自分を重ねていく。

這わせた舌や指がもどかしく小夜子をくすぐり体を這って、彼女が身を震わせるたびにその足の間に溢れる体液の音がした。


「や……っも、充」

「もっと濡れて」


そう催促して、今度は小夜子の蜜口を吸う。
柔らかな舌が周囲を撫でて、指で触れると現れる、薄紅の粘膜に口付ける。

小夜子が踏み止まり、今度は内部を割る舌に腰が浮く。


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