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あなたが愛してくれたら【R18】

第15章 5月9日 社内


彼の指先や重ねた唇を思い出し、自分の唇に触れる。
セックスまでしたのに?


「今更」


思い出す度に幾度となく呟く。

怜治とは対照的に何となく、小夜子は居心地が悪かった。



『来月から一人暮らしする』

『そうなの? なんでまた、いきなり』

『色々。 湊さんとか周りを見習おうかなと』

『何、それ笑』

『料理とか、聞くかも。 構わない?』

『いつでも』

『ありがと』




「何でわざわざ」


あんな便利な所に住んでて。

色々って?




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